相模原市-八王子市-日野市-多摩市-稲城市-町田市-川崎市-横浜市-鎌倉市-逗子市-葉山町-横須賀市-三浦市
と『13の自治体の緑と水をつなぐ多摩・三浦丘陵広域連携トレイル構想』による10に分割された『環』を,ウォーキングにより踏破するものです。
今回は『深まる秋を感じて 稲城・多摩・川崎・町田 市境の緑を歩く』という緑間コースです。コースは京王相模原線の若葉台駅から出発し,このブログでも紹介したよこやまの道を経由し,途中から黒川緑道を経て黒川に出,更にそこから栗木緑地,柿生の峰をめぐる散歩道,鶴川大尾根緑地を経,真光寺川沿いに鶴川駅までという約10kmになります。
前半はよく知った道なので不安もありませんでしたが,黒川以降は初めてなのでどんな道なのかとても楽しみでした。
出発は朝9時。若葉台駅そばのiプラザ前から,若葉台小学校方面を目指します。
若葉台公園手前から若葉台駅方向を見ると,空き地にはたくさんのススキの穂が出ていて,秋真っ盛りという感じでしょうか。気温も高くもなく低くもなくで,歩くにはとても気持ちの良い日です。このちょっと先若葉台公園の展望広場に第①のスタンプポイントがあります。
稲城市と多摩市の境に近い『天王橋』からは,富士山がよく見えます。
丹沢の峰々の奥にある富士の峰は,既に雪化粧です。写真を大きくするとわかりますが,右半分の多摩市内各所に大きなクレーンが活躍し,マンションか何かの建設が進んでいます。
ここから先はよこやまの道で,何度か歩いているので気持ちよく歩を進めます。防人見返りの峠という名前の付いた展望台まで辿ると,そこがスタンプ②のポイントです。やや折り返すようにして黒川海道に入り,黒川の自然の中を歩く道になります。針葉樹の緑は変わりませんが,広葉樹はあちらこちらで紅葉が始まっています。
セレサモスの前を通過し,汁守神社がスタンプ③ポイント。セレサモス通過は10時前でしたが,すでに駐車場にはたくさんの車が来ていて,相変わらず盛況です。
鶴川街道に出,黒川の交差点を柿生方面に登る道になります。で,登り切る手前を右に青少年野外活動センターの方に入ります。かなりの急斜面で,息が切れました。
ここから後は全く初めての道。車で通るのは広い道なので,こうした狭い道は全く方向感覚がなくなります。黒川青少年の森を行き過ぎ,マイコンシティの裏山を歩いていることはわかります。
本当にススキの穂がきれいでした。まだ出てきたばかりの穂で,太陽の光できらめいています。
細い山道をたどると。直にスタンプ④のポイントが。この辺も自然豊かで,歩くとそれがよくわかります。子供たちの小さい頃,クルマで真光寺公園に来ても,ここまでは入ってきたことがありませんでした。
大山(左端)から続く丹沢の峰と,その奥の富士山。手前は,鶴川の街並みです。
尾根道から,鶴川台尾根緑地に繋がります。この辺から,右手には行く手の鶴川の町が望めました。
特別緑地保全地区になっているんですね。
鶴川台の高みからの景色を堪能した後は,真光寺川に向かってかなり下ります。折角登ったのに下るのが残念な気持ちになりますが,道端にはこんな秋の景色もあって,気を紛らわしてくれます。漂う菊の香りで,むせる位でした。
真光寺川まで下りると,あとは鶴川駅に向かって平坦な道になります。すぐそばの鶴川街道はよく車で通りますが,ここを歩いたのは初めて。ちょっと視点が変わると同じ場所でも違う景色に感じますね。
真光寺川は,鶴見川になって東京湾にそそぎます。でも『バクの形』っていうのは,粋な発想ですね。ちょっと伸びた鼻がバクのそれに似ているということでしょうか。かわいらしい印象です。
もうここまで来ると,ゴールも間近。途中の公園にスタンプ⑥ポイントがあり,そこからは約10分程度と教えて頂きました。丁度小腹も空いてきて,ありがたいです。
ゴールは鶴川駅近くの鶴川駅前公園で,スタンプの確認,途中の景色の写真,そして多摩丘陵クイズを三問回答し,いろんな記念品を頂きました。
途中書きませんでしたが,要所要所に案内の方々が立ってらしたのですが,市の腕章を付けた方やボランティア風の若い方もいて,おかげで迷うこともなく10kmを歩きとおすことができました。ありがとうございます。
予定時間2時間ちょうどでゴールし,素晴らしい天気にも恵まれて楽しいウォーキングになりました。
この後柿生駅まで一駅歩き,バスで自宅付近まで帰り,総踏破距離はおよそ20kmになり,久々に歩いた感を満喫できた日になりました。MBT着用のためマサイ歩きのおかげで,特に筋肉痛もなく,自然に歩けたのかもしれません。
2013年1月27日追加
ラリー中に使用した地図をスキャンし,載せます。