2012年5月12日土曜日

横谷峡の散策(4月28日)

GWの前半は,蓼科に行きました。山小屋のある場所は標高が約1,700mあるので,普通でも気温が平地に比べて10℃くらい低く,GWでは一か月ぐらい季節が前に戻ります。そのため,例年蓼科湖のそばにある聖光寺(標高1,200m少し)ではGWがソメイヨシノが見ごろになります。
今年は春が遅く,東京でも4月に入ってからの開花だったので,まだ咲いていないのではと心配していましたが,案の定蕾は固~く,色付きもせず,咲く気配も見えませんでした。


窓から見える景色は冬のままですが,さすがに日差しは強く,ちょっと不思議な景色に見えます。天気が一日中よいという予報で散策には絶好なので,横谷峡を歩いてみることにしました。

まずは御射鹿池に車で向かいます。ここは東山魁夷の作品でも有名な人工池です。紅葉の頃には訪れる人も多いのでしょうが,この時期はひっそりと静かに春を待っているようです。


こういう時期もいいなぁ~。

続いて,横谷観音近くの駐車場まで行き,そこに車を置いて横谷峡を散策(乙女滝までの往復)に出かけました。

駐車場には一台も車はなく,止め放題です。

駐車場から横谷観音までの道すがら,左に大滝神社があり,そこにもちょっとお参りをしていきました。ご神体と思われる巨大な石の周りは四本の柱で結界が作られており,神聖な場所です。


横谷観音からは急激な下りで足場が悪く,とても散策路といえるような状態ではありません。落石の多い場所のようで,ごく最近補修されたような形跡も見られました。靴だけはしっかりしていかないと,つらい目にあいます。

で,沢の中腹まで下りてくると道が分岐し,左に『王滝』の展望スポットがあります。小さな四阿があり,景色を堪能できます。


滝からは少し離れていますが,その水音と見事な流れに,見とれてしまいます。

暫し休んでから,沢沿いに乙女滝方向へ進みます。沢に近づくかと思えば高巻きにするような道を,のんびりと早い春の景色を楽しみながら歩きます。 ここからは道幅も広く歩きやすいので,普通の林道歩き程度です。

途中の屏風岩

や,霧降の滝

も,雪解けのためか水量が多く,非常に豪快な流れでした。

道の脇に生えた苔からも,温かい日差しの中に水のしずくが滴り光り,エネルギーが湧いてくるのを感じました。


横谷温泉旅館の大きな建物の脇を抜けると,じきに乙女滝に到着です。こちらも水量が多く,乙女というよりも女傑といった見事さでした。


ここからは来た道を引き返します。不思議と,来る時よりも帰り道のほうが短く感じます。途中,用意してきた握り飯を昼ご飯にして,王滝まで戻りました。

さてここでまだ日は高い,天気は好いしもう少し歩こう,ということでちょっと上流にある『おしどり隠しの滝』まで足を延ばしてみました。ところがこれがまた結構な悪路でした。落石の心配もある上に,斜面をトラバースする細く狭く長い道を歩くので,結構疲れます。30分程度で着くはずなのに,気持ちの上では1時間もかかったように思いました。

でも来て見てやっぱりよかったと思いました。ここも紅葉の頃のほうが人が多いかもしれませんね。水量が多いこの季節も素晴らしいです。



ここはもう,明治湯のすぐ足元ですが,細い渓谷のせいか降り積もった雪が解けきらず,まるで氷河か氷山のような景色が見えたのも,この時期ならではの美しさですね。


ここからは,横谷観音へ戻りお参りをしてお札を頂きました。

2012年4月1日日曜日

『多摩よこやまの道』散策 その3

今週は土曜日が雨模様でしかも寒かったのですが,日曜日は一転して晴れて暖かく,まさにウォーキング日和。一本杉公園まで来た道を,今回は唐木田方面から逆に辿りました。特に理由はないのですが,『多摩よこやまの道』の整備上の終点である唐木田の給水塔が唐木田駅から近いことや,一本杉公園付近は割と住宅街なので,野山歩きからアプローチしたかったのです。

ということで,今回の出発地点はこの道標になります。


広い尾根幹線の傍らにポツンとある道標は,見落とされそうです。でも大丈夫,すぐそばにこんなに大きな給水塔が聳えているので,迷いません。


ということで,今日の散策を開始です。よこやまの道はここで終わりですが,整備された道は道標にも書かれている通り『長池公園』まで続いています。

よこやまの道に入りすぐ右手に見えてくるのは,町田市小山田の豊富な緑です。春が始まるこの時期には,様々な緑が元気づいています。多摩ニュータウン側との景色のギャップが大きいのもまた面白いですね。


東急ドライビングスクール,KDDIを過ぎたあたりからは,道路の脇に作られた立派な遊歩道になります。きれいな花も咲き始め,楽しい散歩です。これは,ピンクの馬酔木です。



大妻女子大の裏手は,立派な桜の木が植わっていますが,まだ花は咲いていませんでした。でも大きく膨らんだ蕾がたくさん付いていたので,来週,再来週あたりは絶好の花見ポイントではないでしょうか。

大妻女子大を過ぎると,右へ下る坂に出会いますが,これを下ると小山田方面です。よこやまの道をあと少し辿ると分岐があり,広大な小山田緑地に続いています。


小山田緑地の簡単な案内も出ています。


途中,小田急の唐木田操車場と,多摩清掃工場の高く太い煙突や東京ガスの大きなガスタンクを眺め, 人工物の景色を堪能したら,分岐はもう目の前です。




この分岐から今日の目的地である一本杉公園までは,3.2Kmとあります。

この分岐のすぐ下に広がるのが『モモの木広場』で,その名前の通り桃の木がたくさん植えられています。よく見ると,満開の桃の花の蜜を吸いに『桃に鶯』が,と思いきや,この鳥はメジロですね。きれいな鶯色をした体で,花の間を飛び回ります。


右側にゴルフ場が迫るようになると,道は土からアスファルトになり,またゴルフ場に追いやられるように左に大きく迂回して尾根幹線道路と接近し,その後住宅街の舗装道路を歩くことになります。景色はあまり楽しめませんが,春先なので色々な花が咲き,それはそれで楽しい歩きになります。


春らしい景色を見ながらの,楽しい昼食になりました。



多摩南野の交差点から小野路方面へ伸びる道を横切ると,右手に大きなグラウンドが見えます。とてもきれいで新しく,緑の芝生が眩しいです。『キャノンイーグルス』というラグビーチームのグラウンドのようです。こんなに立派な施設を作ってもらえるスポーツ選手は幸せですね。




このあたりから先はもう住宅街の中で,道は舗装道路の脇の歩道になります。

一本杉公園に近づくと,大きな歓声や応援の音楽,金属バットでボールを打つ音が聞こえてきました。一本杉公園の駐車場は満車で,たくさんの人が来ています。聞くと今日は東京都の野球の大会があったそうです。天気がよく暖かくなり,野球にもいい日和になりました。


これで『多摩よこやまの道』は繋がり,切れ切れではありますが,踏破したことになります。今日はこの後,多摩センター駅へ向かい帰途につきました。今日の全行程は6Km弱程度の手軽なウォーキングでした。

多摩センター駅は多くの人で賑わい,春の休日らしい情景でした。



2012年3月25日日曜日

『多摩よこやまの道』散策 その2

その1は多摩東公園~瓜生黒川海道分岐まで歩きましたが,今日は天気が良かったのでその続きを歩きました。

出発点は,よこやまの道と瓜生黒川海道が交差するこの道標からです。


瓜生黒川海道は昭和の時代まで生きた街道だったようです。


今のニュータウンの姿から想像しにくい,昔の庶民の姿が偲ばれます。

多摩給食センターの裏手を超してしばらくすると,元気のいい掛け声や号令をかける声が聞こえてきます。右手は国士舘大学,左手に国士舘大学のグラウンドが見えてきます。今日はラグビーから野球から,そこいらじゅうで人が溢れていました。温かくて体を動かすのが気持ちのいい日です。

国士舘大学のグラウンドを過ぎると道は車道と一緒の舗装路になり,多摩ニュータウン市場へと近づきます。


市場前の道は鎌倉街道に面しています。ここまで多摩東公園から,約3.2Km。現在の鎌倉街道は片側2車線の大通りですが,よこやまの道は立体交差で渡ることができます。

鎌倉街道は乞田から貝取,瓜生を経てここ,多摩卸売市場前でよこやまの道と交差して尾根を乗越し,小野路へと下っていきます。この谷道を,嘗ては多くの軍勢が通っていたとはなかなか想像がつきません。



身近にある歴史を再認識です。

そのままちょっと急なのぼりを上がり,左手に新しくできた墓苑を見ながら過ぎると,今日の目的地の『一本杉公園』はもうすぐです。


恵泉女学園大学を左右に見て普通の舗装路を行けば,一本杉公園の入り口が待っていました。ここで昼食休憩です。


今年は咲くのが遅かった梅が,今日は満開です。あたり一面いい香りが立ち込めています。白梅だけでなく,色濃い紅梅や,淡いピンクの梅もあったりと,本当に見ていて見事でした。


昼食の後は,来た道を少し戻って卸売市場のところから鎌倉街道沿いに南下し,東光寺というお寺の脇をかすめ,小野路給水所,和光学園,真光寺を経て,出発地点のはるひ野に戻りました。





途中の野原は,春を待つ草花でいっぱいです。

東光寺の観音様越しに,丹沢山塊がよく見えました。


よこやまの道はこの後も唐木田まで続きます。 




2012年3月20日火曜日

『多摩よこやまの道』散策 その1

このところ週末になると天気が優れず,ウォーキングも停滞気味になっていましたが,昨日は午前中だけですが素晴らしい太陽に出会えたので,MBTウォーキングです。

『多摩よこやまの道』は,多摩市,川崎市,町田市の境にある尾根道で,古くは防人の歌として万葉集に詠われたり,また鎌倉古道の一部として人々が行き来していた歴史のある道です。
現在は周りに住宅が増えていますが,昔ながらの多摩の雑木林も色濃く残り,歩いていてとても気持ちがいい道です。


場所にもよりますがよく整備されていて,道標も設置されているので,迷う心配はありません。


整備されている道の出発地点は,『多摩東公園』交差点の南側,大きな歩道橋のふもとにある小さな石垣積みの園地です。最寄駅は京王相模原線の若葉台駅。ここから南西方向に延びる尾根をたどります。右側には丹沢から秩父にかけての幾多の山々,左側にはここ数年で整備されたはるひ野の住宅街が眼下に広がります。


すぐ右側に尾根幹線道路が走っているため,車の走行音が気になることがありますが,これはしかたがないですね。

途中,エコプラザ多摩の裏手にある『諏訪ヶ岳:標高144.3m』を乗り越したりと,多少の起伏がまた楽しい歩きです。

途中,右側の多摩永山から左側の川崎黒川への交易道である『瓜生黒川海道』と交差する地点があります。出発地点の多摩東公園からは,1.4Kmのようです。




この日は久しぶりに黒川を歩いてみたくなり,瓜生黒川海道を左に向かいます。尾根筋の雑木林とは打って変わり,緑の密度が上がります。


黒川は,今でも多くの農家が素晴らしい農産物を作っています。都市近郊の農業とは思えない様なとても素朴な風景で,歩くといつも原点の風景を見るようで心が癒されます。



今年は寒い日が多く,花のほころびも遅れがちですが,強い日差しに木々は準備万端なようですね。


2012年3月17日土曜日

麺屋みちしるべ@二子玉川

所要で本当に久しぶりに二子玉川へ行きました。駅周辺から高島屋周辺まで,完全に新しい街になっていますね。大きなショッピングアーケードができて,見違えるようです。

大好きだったインド料理の『MOTI』は,Dogwood Plazaの7階に入っていました。

家内と初めて買ったイギリスの古い家具は,確か駅の下のショッピングアーケードにあったアンティーク家具店にあったと思いましたが,名前を忘れてしまって,探せませんでした。

一方,駅の西側,多摩川と246と高島屋に囲まれた界隈は,昔のままの雰囲気とその中に新しい店が混在する地域ですね。そんな中に昨年末ごろに開店したらしい『麺屋 みちしるべ』を訪れ,昼食を頂きました。


見た通りの濃厚なつけ麺です。カウンタには魚粉の小壺も置いてあり,好きなだけ増量できます。私は,味の変化を楽しむために,半分ほど麺を食べてから入れてみました。

麺の量は並(700円)では200gのようですが,つけ麺だとちょっと足りない気味なので大盛り券100円で追加しました。だから,上の写真は大盛りです。

味の感想やメニューの詳細は食べログにある通りです。大変美味しく頂きました。

2012年3月4日日曜日

調布飛行場とプロペラカフェ

今週のウォーキングは,調布飛行場に出かけました。といっても,飛行場の中を歩くことはできません。隣接する『武蔵の森公園』を歩き回るのですが,飛行機の離発着がよく見える楽しい場所です。

そして,その調布飛行場の設備の中に,『プロペラカフェ』という,素敵な空間が存在します。


このカフェは目の前が滑走路になっているので,窓越しに飛行機が間近に見えます。そして,一番嬉しいのは,このカフェのメニューがどれも美味しいこと。まずここで腹ごしらえします。


私は『プロペラバーガー』を,家内は『とろっとろオムライス』をお願いしました。プロペラバーガーは,写真の通りポテト満載のアメリカンなハンバーガーです。中のハンバーグが大変美味しくて,感激です。

他にも評判のメニューが多く,次は何にしようか迷ってしまいそう。


ビールでも飲みたかったのですが,車で来ていたので,我慢しました。



土曜日なので,ランチタイムは結構待たされる様です。私たちは11時頃に到着して比較的窓際の席に案内されましたが,11時半には既に満席でした。



楽しい眺めと美味しい食事を満喫した後,『武蔵の森公園』に移動し,腹ごなしの散歩です。


ここはちょっと小高い所から空港全体がよく見渡せます。天気が良かったので,気持ちのいい散歩になりました。

滑走路に平行に,長い散歩道が整備されています。


時々飛行機の爆音がして,飛び立っていきます。





飛んでいく飛行機の真下から見られるので,とても迫力があります。