アイラモルトの第2弾です。定番と謂われるBowmore,ここはサントリーがオーナのようですね。
ちょっと肩が張って,下に向かって細くなるすっきりとしたボトルに入っています。ガラスの部分にも刻印のようなものがされています。
12年物は定番中の定番のようですね。
飲んだ時の印象です。 (飲み方はストレート,チェイサーは冷蔵した東京都水道水)
色 :ゴールド,琥珀
香 :ピート香(薫香),煙臭,炭焼きタール臭,
味 :ややドライ,やや塩辛い,やや暖かい
極僅かにスパイシー
後 :スモークが残る
Laphroaigと比較すると非常に素直な感じで,どの方向にも程々の個性を持っているように感じます。個人的には個性が弱く感じるくらい。
こんな丸い筒に入っています。
それにしても感心するのは,東京都水道水が意外とチェイサーになること。チェイサーは仕込み水がベストだとのことですが,そんなもの望むべくもないので水道水を飲んでいますが,結構悪くないくらいの軟水なんでしょうね。ウイスキーの邪魔をしません。
2012年9月17日月曜日
2012年9月10日月曜日
ねぎぼうず@町田市木曽
開店したころからよくお邪魔しているラーメン店です。97~8年の開店らしいので,もう15年くらい経つんですね。15年たっても味が変わらず好みの真ん中に入ってくるので,時々思い出しては食べに行きます。
やはりみそだよな~。この写真は味噌チャーシュー。
挽肉ともやしを炒めたコクのあるスープと,やや太めの縮れ麺,厚めのチャーシュウが5切れとメンマ,たっぷりのねぎがかかっています。この日は特にチャーシューが美味かった。
いつもラーメンだけでなく,餃子も頼みます。以前は水餃子しかなかったのですが,今は羽根つきの焼き餃子を出してくれます。これも最高に美味。
麺の量が多めで,普通の1.5倍くらいあるのでしょうか,昔子供を連れて行ったときには大盛りを取ると普通の二人前くらいあるのでとても経済的で助かりました。今は一人で食べるにはだんだんきつくなってきています。とは言いながら,スープの一滴も残さずに完食です。
我々(私と家内)は土日にしか行けませんが,何時行っても店にはお客さんがいます。いつもはその混雑を少しでも避けるために,11時過ぎには着くようにいくのですが,この日は別件をこなした後だったので,13時少し前くらいでした。途切れないお客さんが,味の確かさを物語っていますよね。
ご主人も奥さまも,我々と同年配とお見受けします。これからも美味しい味を提供して頂けることを楽しみにしたいと思います。
やはりみそだよな~。この写真は味噌チャーシュー。
挽肉ともやしを炒めたコクのあるスープと,やや太めの縮れ麺,厚めのチャーシュウが5切れとメンマ,たっぷりのねぎがかかっています。この日は特にチャーシューが美味かった。
いつもラーメンだけでなく,餃子も頼みます。以前は水餃子しかなかったのですが,今は羽根つきの焼き餃子を出してくれます。これも最高に美味。
麺の量が多めで,普通の1.5倍くらいあるのでしょうか,昔子供を連れて行ったときには大盛りを取ると普通の二人前くらいあるのでとても経済的で助かりました。今は一人で食べるにはだんだんきつくなってきています。とは言いながら,スープの一滴も残さずに完食です。
我々(私と家内)は土日にしか行けませんが,何時行っても店にはお客さんがいます。いつもはその混雑を少しでも避けるために,11時過ぎには着くようにいくのですが,この日は別件をこなした後だったので,13時少し前くらいでした。途切れないお客さんが,味の確かさを物語っていますよね。
ご主人も奥さまも,我々と同年配とお見受けします。これからも美味しい味を提供して頂けることを楽しみにしたいと思います。
2012年9月2日日曜日
蓼科湖 散策(8月26日)
初めて蓼科を訪れたのはいつのことでしょうか?高校生くらいだったと思うので,40年以上前になるのかもしれません。
いつも必ず蓼科湖の脇のヴィーナスラインを通っていましたが,蓼科湖を散策したのは今回が初めてでした。観光地的な印象があって,わざわざ散策するような気が起きなかったのですが,知らずして××とやらになりそうなので,空いていそうなこの時期,歩いてみました。
で,気が付きました。素敵なところもあるなぁ~。それをご紹介してみます。
蓼科湖が人造湖であることは知っていましたが,その目的のひとつに農業用水として使うために温めることがあったのは,初めて知りました。4月末に訪れた御射鹿池と同じです。ただ,こちらは『観光』にも力点が置かれていた点が少し違います。
ヴィーナスラインから,蓼科湖を左回りに辿ります。土産物店や飲食店の間を抜け,左手に湖を見ながら歩きます。
この桟橋は釣り客のためです。朝7時前なので,遠くの湖面には靄が立っています。この写真で奥の方は蓼科湖への水の流入口になっているので,水温が低いのかもしれません。
少し回り込んで,ホテルやペンションが立っているあたりから振り返ると,蓼科山(左)と北横岳(右)が並んでいる景色を見ることができました。太陽が低いので,右手の方は明るく飛んでしまっています。
そのまま湖面に沿って道を歩くと,横谷峡への分岐を示す看板がありました。横谷峡はやはり4月の末に歩いたのですが,こんなところからも繋がっていることが分かりました。横谷峡入口まで40分なので,すぐですね。
上の看板の『現在地』からは,沢沿いの遊歩道(蓼科湖沿いの道)をたどります。途中,湖畔の草むらの中に,この付近の開拓の歴史を刻んだ石碑が立っていて,戦後の復興時に農業と観光を目的に開拓を進めた記述が書いてありました。もっとも,この辺の多くの方は,現在は農業よりも観光で生計を営んでいるとの記述もあり,時間の流れも感じました。
この日はその石碑の近くの草むらで,朝食です。朝はちょうど日陰になるあたりで,気持ちの良い朝食になりました。
朝食後,蓼科湖への取水堰のあたりを過ぎたところで右手に大きなホテルがありますが,そのきれいに整備された芝生の庭園に入る小さな門が開かれています。『あれっ,ここはマリー・ローランサン美術館があったところでは?』まさか無料開放?早朝でラッキー?
後で調べて分かりました。『マリー・ローランサン美術館』は昨年9月いっぱいで閉館してしまったとのこと。併設のこの彫刻公園ともども管理していた隣接のホテルの経営が昨年9月で別の会社に移ったのを機に,彫刻公園のほうは茅野市が維持費を補助して無料開放することになったとのことでした。 う~ん,知らなかった。
とても素敵な彫刻公園の写真をいくつか。
湖畔からの小さな門を抜けるとすぐに見えるのがこの景色。それまでの自然な景色とは明らかに趣が異なり,きれいに整備された手入れされた美を感じます。日本庭園とはまた違った,西洋風の流水庭園。
ゴルフ場を思わせるきれいに目のそろった芝生と,その間を流れる水の風景が調和しています。
まるで芝生の海の中にある孤島の様な四阿が,快適な日陰を提供してくれます。芝生に点在する彫刻たちが凛々しい。
入り口近くにあるこの跳ね橋は,どこかで見た様な。
山の中に点在する彫刻たちも,違和感がなく昔からそこにいたような錯覚を覚えます。
朝日をいっぱいに浴びたブロンズの彫刻は, 光の凹凸が鮮明で,彫刻とは思えない様な艶めかしさを感じてしまいます。
こんな素晴らしい環境を観光のためとはいえ,市の予算を1000万円も確保して提供してくれる茅野市に,感謝脱帽です。ありがとう。
2時間の散策の中で,自然の美しさと人間が造形した美しさが見事に調和しているのが『蓼科湖』の今の風景であることが分かりました。美しさを保つためには,どちらの場合も人間の努力が必要であることも。
これからも,蓼科の美しさを色々と見つけていきたいと思います。
いつも必ず蓼科湖の脇のヴィーナスラインを通っていましたが,蓼科湖を散策したのは今回が初めてでした。観光地的な印象があって,わざわざ散策するような気が起きなかったのですが,知らずして××とやらになりそうなので,空いていそうなこの時期,歩いてみました。
で,気が付きました。素敵なところもあるなぁ~。それをご紹介してみます。
蓼科湖が人造湖であることは知っていましたが,その目的のひとつに農業用水として使うために温めることがあったのは,初めて知りました。4月末に訪れた御射鹿池と同じです。ただ,こちらは『観光』にも力点が置かれていた点が少し違います。
ヴィーナスラインから,蓼科湖を左回りに辿ります。土産物店や飲食店の間を抜け,左手に湖を見ながら歩きます。
この桟橋は釣り客のためです。朝7時前なので,遠くの湖面には靄が立っています。この写真で奥の方は蓼科湖への水の流入口になっているので,水温が低いのかもしれません。
少し回り込んで,ホテルやペンションが立っているあたりから振り返ると,蓼科山(左)と北横岳(右)が並んでいる景色を見ることができました。太陽が低いので,右手の方は明るく飛んでしまっています。
そのまま湖面に沿って道を歩くと,横谷峡への分岐を示す看板がありました。横谷峡はやはり4月の末に歩いたのですが,こんなところからも繋がっていることが分かりました。横谷峡入口まで40分なので,すぐですね。
上の看板の『現在地』からは,沢沿いの遊歩道(蓼科湖沿いの道)をたどります。途中,湖畔の草むらの中に,この付近の開拓の歴史を刻んだ石碑が立っていて,戦後の復興時に農業と観光を目的に開拓を進めた記述が書いてありました。もっとも,この辺の多くの方は,現在は農業よりも観光で生計を営んでいるとの記述もあり,時間の流れも感じました。
この日はその石碑の近くの草むらで,朝食です。朝はちょうど日陰になるあたりで,気持ちの良い朝食になりました。
朝食後,蓼科湖への取水堰のあたりを過ぎたところで右手に大きなホテルがありますが,そのきれいに整備された芝生の庭園に入る小さな門が開かれています。『あれっ,ここはマリー・ローランサン美術館があったところでは?』まさか無料開放?早朝でラッキー?
後で調べて分かりました。『マリー・ローランサン美術館』は昨年9月いっぱいで閉館してしまったとのこと。併設のこの彫刻公園ともども管理していた隣接のホテルの経営が昨年9月で別の会社に移ったのを機に,彫刻公園のほうは茅野市が維持費を補助して無料開放することになったとのことでした。 う~ん,知らなかった。
とても素敵な彫刻公園の写真をいくつか。
湖畔からの小さな門を抜けるとすぐに見えるのがこの景色。それまでの自然な景色とは明らかに趣が異なり,きれいに整備された手入れされた美を感じます。日本庭園とはまた違った,西洋風の流水庭園。
ゴルフ場を思わせるきれいに目のそろった芝生と,その間を流れる水の風景が調和しています。
まるで芝生の海の中にある孤島の様な四阿が,快適な日陰を提供してくれます。芝生に点在する彫刻たちが凛々しい。
入り口近くにあるこの跳ね橋は,どこかで見た様な。
山の中に点在する彫刻たちも,違和感がなく昔からそこにいたような錯覚を覚えます。
朝日をいっぱいに浴びたブロンズの彫刻は, 光の凹凸が鮮明で,彫刻とは思えない様な艶めかしさを感じてしまいます。
こんな素晴らしい環境を観光のためとはいえ,市の予算を1000万円も確保して提供してくれる茅野市に,感謝脱帽です。ありがとう。
2時間の散策の中で,自然の美しさと人間が造形した美しさが見事に調和しているのが『蓼科湖』の今の風景であることが分かりました。美しさを保つためには,どちらの場合も人間の努力が必要であることも。
これからも,蓼科の美しさを色々と見つけていきたいと思います。
場所:
湖畔から彫刻公園への小さな入口
2012年9月1日土曜日
八子ヶ峰 散策(8月25日)
東京が暑い日が続く中,一週間の夏休みを蓼科で過ごしました。標高が比較的高いので,平地との気温差がほぼ10℃ととてもしのぎ易く,久し振りに夜熟睡ができました。
朝方は15℃くらいまで下がり肌寒いくらいですが,日差しは強いので日なたにいると結構暑く感じます。でも湿度が50%前後と低いので,ちょっと風が吹くだけでホントに快適です。生き返りました。
10年以上前にまだ小学生だった子供たちと一緒に訪れた『八子ヶ峰』を,朝の散策で再訪しました。スズラン峠までは車で行ったので,本当に気楽な散歩みたいな時間でした。
朝6時半過ぎでしたが,すずらん峠手前の女乃神茶屋近くの駐車場には,既に何台かの車がいて,おそらく蓼科山へ登る準備をしている方も数人いました。八子ヶ峰は蓼科山とは反対の方向に登ります。
登り始めは樹林帯で,日差しは強いながらも風が心地よい快適な上りです。
しばらく行くと樹林帯から抜けて,スズタケの斜面を朝の強い光を浴びて進みます。体が熱くなり,汗が吹き出します。でもこの景色を見ると,一気に気分が爽やかになりますね。
後ろを振り返ると蓼科山の雄姿が頼もしいくらいの大きさで眺められます。そしてその続きに,北横岳を隔て,八ヶ岳連峰が霞んだ空気の上に見えています。
大きく右に回り込み蓼科山が見えなくなるあたり,蓼科湖からの道と白樺湖への道が合流します。簡略図であらわすと,こんな感じ。
こうやって見ると,東急リゾートから蓼科湖,親湯と4月末に散策したあたりも,歩くとすぐのように感じます。ヴィーナスラインがなかった昔,私の父が蓼科湖から蓼科山に登ったと言っていましたが,この辺の道を通ったのかもしれません。
こんな道標を見ると,歩くときには元気が出ます。
ここまでくればあと一息で,間もなく赤い屋根のヒュッテ・アルビレオに到着です。到着の直前,ほぼ右手に蓼科山が再び大きな姿を見せてくれます。本当に見事な大きさです。
この蓼科山を見ながら食べた握り飯は,格別です。沸かして飲んだ紅茶も最高でした。山の景色は最高の食事を演出してくれます。
もうこの付近はススキが穂を出していて,すでに秋の景色が感じられます。遠くに見える茅野の町はまだ暑い中ですが。
登ってくるとこのヒュッテのあたりが山頂かと思いますが,実は八子ヶ峰の最高点はここより少し先にあります。でもこんな感じのなだらかな草原の道で,歩いていてとても楽しいです。
後ろを振り返ると,赤い屋根が見えています。この写真からは,ヒュッテより自分の位置のほうがやや高いような気がしますね。
ほんの5分も歩けば東峰頂上の標識が草原の中に立っています。標高は1869メートル。
ここからはやや下りになり,白樺湖へ向かいます。
ここに見えている尾根の右側はしらかば2in1スキー場で,写真のほぼ中央,濃い緑の尾根になった部分には,リフトの支柱が写っています。白樺湖まで歩いて1時間ちょっとの様です。
来た道を引き返し,すずらん峠に戻ります。さらに登山者の車は増えていて,夏休み終わりのこんな時期でも蓼科山の人気は絶えないようです。
すずらん峠に着いたのが8時半過ぎで,往復約2時間の散策でした。
歩いている途中に見かけた花たち。花の季節は終わっている様で,目立ったのはこのくらい。後,写真にとりませんでしたが,ワレモコウなど秋の花もちらほらと。
ツリガネニンジン
おそらくフウロソウ科
朝方は15℃くらいまで下がり肌寒いくらいですが,日差しは強いので日なたにいると結構暑く感じます。でも湿度が50%前後と低いので,ちょっと風が吹くだけでホントに快適です。生き返りました。
10年以上前にまだ小学生だった子供たちと一緒に訪れた『八子ヶ峰』を,朝の散策で再訪しました。スズラン峠までは車で行ったので,本当に気楽な散歩みたいな時間でした。
朝6時半過ぎでしたが,すずらん峠手前の女乃神茶屋近くの駐車場には,既に何台かの車がいて,おそらく蓼科山へ登る準備をしている方も数人いました。八子ヶ峰は蓼科山とは反対の方向に登ります。
しばらく行くと樹林帯から抜けて,スズタケの斜面を朝の強い光を浴びて進みます。体が熱くなり,汗が吹き出します。でもこの景色を見ると,一気に気分が爽やかになりますね。
後ろを振り返ると蓼科山の雄姿が頼もしいくらいの大きさで眺められます。そしてその続きに,北横岳を隔て,八ヶ岳連峰が霞んだ空気の上に見えています。
大きく右に回り込み蓼科山が見えなくなるあたり,蓼科湖からの道と白樺湖への道が合流します。簡略図であらわすと,こんな感じ。
こうやって見ると,東急リゾートから蓼科湖,親湯と4月末に散策したあたりも,歩くとすぐのように感じます。ヴィーナスラインがなかった昔,私の父が蓼科湖から蓼科山に登ったと言っていましたが,この辺の道を通ったのかもしれません。
こんな道標を見ると,歩くときには元気が出ます。
ここまでくればあと一息で,間もなく赤い屋根のヒュッテ・アルビレオに到着です。到着の直前,ほぼ右手に蓼科山が再び大きな姿を見せてくれます。本当に見事な大きさです。
この蓼科山を見ながら食べた握り飯は,格別です。沸かして飲んだ紅茶も最高でした。山の景色は最高の食事を演出してくれます。
もうこの付近はススキが穂を出していて,すでに秋の景色が感じられます。遠くに見える茅野の町はまだ暑い中ですが。
登ってくるとこのヒュッテのあたりが山頂かと思いますが,実は八子ヶ峰の最高点はここより少し先にあります。でもこんな感じのなだらかな草原の道で,歩いていてとても楽しいです。
後ろを振り返ると,赤い屋根が見えています。この写真からは,ヒュッテより自分の位置のほうがやや高いような気がしますね。
ほんの5分も歩けば東峰頂上の標識が草原の中に立っています。標高は1869メートル。
ここからはやや下りになり,白樺湖へ向かいます。
ここに見えている尾根の右側はしらかば2in1スキー場で,写真のほぼ中央,濃い緑の尾根になった部分には,リフトの支柱が写っています。白樺湖まで歩いて1時間ちょっとの様です。
来た道を引き返し,すずらん峠に戻ります。さらに登山者の車は増えていて,夏休み終わりのこんな時期でも蓼科山の人気は絶えないようです。
すずらん峠に着いたのが8時半過ぎで,往復約2時間の散策でした。
歩いている途中に見かけた花たち。花の季節は終わっている様で,目立ったのはこのくらい。後,写真にとりませんでしたが,ワレモコウなど秋の花もちらほらと。
ツリガネニンジン
おそらくフウロソウ科
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